カテゴリー:日本文化

  • 接触拒否による感性の衰弱

    新しい生活様式というキャッチフレーズのもとで、私たちは人と会う機会をどんどん、喪失していっているのかもしれません。 会社での、デスクワークや、学校での授業など、わざわざ人が集まらなくても、可能なことだし、効率的にも…
  • 拡散に向かう着物とは?何?

    前回のブログで、守破離とは、三項対立のことで、それを成立させるためには、その核になるものが、統合にむかうのではなく、拡散的である必要があると、書きました。 伝ふプロジェクトでは、着物屋さんを始めましたので、着物につ…
  • 守、破、離、について再考する

    一般的な解釈は、ネットに山のようにありますので、そちらを参考にしてください。 ここでは、反対ななき調和という観点からの守、破、離について考えたいと思います。 まず、序破急にしてもそうですが、これらの言葉を理論的に…
  • 対立(反対)なき調和

    平和のために、先制攻撃を加えることが、普通の常識である世の中で、反対なき調和は、少し時代錯誤で、一般受けはしないかもしれませんが、というよりは、ある巨大な圧力によって、排除される傾向にあることは、間違いありません。それは…
  • 型と式で捉える日本文化

    写真は、鎌倉の長谷寺の近くにあります。ゲストハウス楽庵にて侍体験をした時のものです。 光岡英稔さんの著書「身体の聲」の中に書かれているのですが、日本人は、型と式で、物事を理解しようとするのに対して、西洋人は、ムーブ…
  • 「間」という概念

    「間」が大切であるとは、よく芸事で聞く話ですが、いったいその「間」とは、何なのか? 一般的に、「間」は、時間的なものと、空間的なものがあると思います。芸事でいう「間」は、時間的な事を言っているのでしょうか?それでも…
  • 未知へ踏み出すためのお作法

    教育の根本的なお話として、分かっていることをただ解説して教えているだけになっていないだろうか? 子供達が、わくわくと興味を持つものは、未知の世界のことであり。わかりきった既知のことをだらだらと解説されても、つまらな…
  • 東京キモノショーに参加しました

    ご縁を頂きまして、伝ふプロジェクトは、東京キモノショーのステージに立たせて頂きました。 ありがとうございました。 今回、私たちは初めてステージに上がる人たちも交えて、一つの作品を作り上げていきました。そして所作、日舞…
  • 不作為の美を求めて

    この「武士のならひ」のブログは、分かりづらい内容だと思います。その要因の中に、基本的に僕が求めていることが、世間さまの価値観からズレているからかもしれません。とりあえず、現時点で、このサイトの分かっているテーマが、「無い…
  • うつろう主語たち

    日本語の主語は、たびたび省略されるので、意味が分からないと、言われますよね。日本人の曖昧さが、そこにあるみたいな、だからダメなんだ、とまで言う人もいるくらいです。論理的思考法が作れない言語ってわけです。そんなわけで以前に…

その他

  1. 昔、フランスの大女優のイザベルユペールさんが、役作りについての質問をされたとき、「役は、どう演じるか…
  2. 前回は、身体を、筋肉や骨や内蔵などと捉えずに、気、息、水、脈、力、として捉えてみたらどうなるのかな?…
  3. 覚書 まず、これから、おこなうワークショップが、 何の役にも立たないということを知っていて欲…
  4. 2019/11/28

    所作塾 No 18
    体幹を鍛えるというのが、流行りましたが、いいところをついているのですが、なぜかそれでも身体感覚という…
  5. 2019/10/29

    所作塾 No17
    集中体験をすることが、人生を豊かにしていくことの本質なのかもしれませんよね。 今回は、集中の取…
  6. 2019/9/27

    所作塾 No16
    世間では、「目標を明確に持ちなさい!」と、常識的に上の人から、下の人へ、忠告されるわけですが、そして…
  7. 2019/7/30

    所作塾 No15
    所作は、基本的には、骨の動きになるわけですが、要するに骨「こつ」をつかむわけですね。ただ、骨は筋肉が…

命題

Je sens, donc je suis.
我感じる、故に我有り

デカルトの我思う故に我有りの命題を日本風になおしました。日本文化の原点です。

ブログカテゴリー

補足メモ

  1. 2019-3-8

    精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れない…
  2. 2019-1-4

    錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚…
  3. 2018-2-20

    量子力学的な身体観

    現代では、精神が身体よりも上位に位置し、身体を生きていくための道具と捉えているからでしょうか?身体を…
  4. 2018-2-16

    識別感覚と同調感覚について

    前回の「理解という概念の固定化」の続きのブログです。この問題は、何度か伝ふプロジェクトでも書いていま…
  5. 2018-1-8

    理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入…
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