カテゴリー:映画・演劇のこと

  • 「大阪ぎらい物語」を観劇しました

    東京放送芸術&映画・俳優専門学校の進級公演として、上演されたものです。 もちろん、突っ込みどころは満載なのですが、学校公演としては素晴らしい仕上がりで、よくぞやってのけました。というのが、正直な感想です。だって、誰も何…
  • 市原悦子さんのご冥福をお祈りします。

    市原悦子さんと共演させて頂いたのは、僕が、自由劇場を出て、初めて商業系の舞台に立った時です、蜷川幸雄さん演出の元禄港歌でした。その節は、大変お世話になりました。 初舞台なのに、クライマックスが、早変わりで、老人にな…
  • 学校公演の功罪?について

    写真は、東京放送芸術映画&俳優専門学校さまからお借りしています。 この学校で、上演される演劇は、卒業、進級、中間公演を含めて、すべて全くもって素晴らしいと思う。これは、とても痛い話ですが、プロといえども、お金を取っ…
  • 帝劇の怪人 くまさんのこと

    そんなタイトルの小冊子を頂きました。左から二番目の帽子かぶったおじさんが、くまさんです。日刊スポーツで、屋根の上のバイオリン弾き、森繁さんの裏方として大きく報道された。 くまちゃんは、東宝サービスに就職して、帝劇で清掃…
  • 深水三章さんの訃報が入ってきた年末

    深水三章さんが、突然お亡くなりになりました。 僕は、詐欺師一平シリーズでご一緒させて頂きましたが、物静かで紳士的で、けっこうドタバタした現場でしたが、文句も言わずに淡々と芝居をしていたのが、印象的でした。僕はゲストでし…
  • 憧れの人との共演

    僕たちが、若い頃のスターさんといば、トイレにも行かないと思っていたほど、神のような存在でした。 僕が中学の頃は、花の高3トリオの桜田淳子さのファンでした。自分の部屋には、当時は自分でも照れくさかったけど、桜田淳子さ…
  • 故杵屋勝芳朗師匠から教わったこと

    僕は、故五代目河原崎國太郎(人間国宝)さんの弟子を少しの間していた関係で、いろんな方と知り合いになれたのですが、その中に故杵屋勝芳朗師がいました。ある日、楽屋にやってきて、唐突にこう切り出しました。 勝芳朗さん「こいつ…
  • アラン・コルノー監督に教わったフランス映画

    この写真は、もう古いのですが、映画雑誌STUDIOの中の記事を撮りました。映画「マルセイユの決着」での撮影風景です。座っているのが、モニカ・ベルッチさんでその後ろに立っているのが、アラン・コルノー監督です。その右は、撮影…
  • 蜷川幸雄さんの演出

    時事ネタとして、演出家と役者の関係が取りざたされていて、そんな記事の中で、演出家の蜷川幸雄さんは怖くて、役者を引っ張っていたという。これは、もうステレオタイプにそういうイメージがあると思いますが、僕はちょっと、違った側面…
  • 日本の演劇について

    明治維新で、急速に近代化を進めるなかで、とにかく西洋のものをなんでも取り入れないと近代化にならないということで、明治末期に芸術分野においても新劇というものが、取り入れられました。それは、まるごと西洋演劇をコピーして始まっ…

その他

  1. 昔、フランスの大女優のイザベルユペールさんが、役作りについての質問をされたとき、「役は、どう演じるか…
  2. 前回は、身体を、筋肉や骨や内蔵などと捉えずに、気、息、水、脈、力、として捉えてみたらどうなるのかな?…
  3. 覚書 まず、これから、おこなうワークショップが、 何の役にも立たないということを知っていて欲…
  4. 2019/11/28

    所作塾 No 18
    体幹を鍛えるというのが、流行りましたが、いいところをついているのですが、なぜかそれでも身体感覚という…
  5. 2019/10/29

    所作塾 No17
    集中体験をすることが、人生を豊かにしていくことの本質なのかもしれませんよね。 今回は、集中の取…
  6. 2019/9/27

    所作塾 No16
    世間では、「目標を明確に持ちなさい!」と、常識的に上の人から、下の人へ、忠告されるわけですが、そして…
  7. 2019/7/30

    所作塾 No15
    所作は、基本的には、骨の動きになるわけですが、要するに骨「こつ」をつかむわけですね。ただ、骨は筋肉が…

命題

Je sens, donc je suis.
我感じる、故に我有り

デカルトの我思う故に我有りの命題を日本風になおしました。日本文化の原点です。

ブログカテゴリー

補足メモ

  1. 2019-3-8

    精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れない…
  2. 2019-1-4

    錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚…
  3. 2018-2-20

    量子力学的な身体観

    現代では、精神が身体よりも上位に位置し、身体を生きていくための道具と捉えているからでしょうか?身体を…
  4. 2018-2-16

    識別感覚と同調感覚について

    前回の「理解という概念の固定化」の続きのブログです。この問題は、何度か伝ふプロジェクトでも書いていま…
  5. 2018-1-8

    理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入…
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