東京キモノショーに参加します
5月3日:日本橋三井ホールにて
東京キモノショーの中にありますステージにて、舞?所作?踊り?を披露します。
11時30分ぐらいからと15時からぐらいです。内容は15分程度です。
入場料1,200円。前売り1,000円です。
ショー以外にも見所がいっぱいのイベントです。
もし、お時間等ありましたら、是非よろしくお願いいたします。
今回、この様なご縁を頂きまして、ほんとうにありがとうございます。
そして、ショーに参加してもいいですよと賛同してくださったメンバーの方々にも感謝してます!
外部からは、コンテンポラリーダンサーの青柳ひづるさん、ニューヨーク公演を終わったばかりなのに、こんな話に、乗って頂きまして、ほんとうにありがとうございます。
伝ふプロジェクトでは、日本文化を知識から体験へというコンセプトで、活動をしています。ですから、着物も芸能ももっと身近であるべきだと思うのです。そして、ステージに立つのは、プロの人だけという概念は西洋的じゃないのかなとも思っています。だからといって、クソ下手なものを見せられてもたまったもんじゃないと、皆さんは、思うでしょうね。ですから、上手いとか下手の二項対立から、外れてみるべきなんだろうなと思います。それは、何?ってことですが、もともと、日本人は、調子が外れてても気にしなかったわけですし、リズムがそろうことを逆に嫌うし、西洋からみたら、無茶苦茶だったんだと思います。それが、グローバル化の波をうけて、いつの間にか西洋音階に従い、リズムを合わせる様になって来たんだと思います。じゃあ、いったい日本人は、何してんの?ってことですよね。
要は、踊りは楽しめば良いのでしょうけど、問題は、誰が楽しいのって所だと思います。現代社会では、楽しみましょうといえば、間違いなく個人のことを指すでしょう。でも、たぶん文化としての楽しみは違うと思います。ましてや、お客さんが楽しいわけでもないのです。それは、日本人の好きな、場の文化として、その場が楽しいことが大切なんだと思います。そのためには、個人としては、辛いのかも知れないし、厳しいのかも知れない、しかし、それで場が楽しければ良いのです。もちろん、お客さんにも、それは言えることで、それをみてつまらないと思うことは、場に参加出来てないわけで、場が盛り上がるためにも観客も加担すべきことはあるのだろうと思うわけです。それが、舞の起源の一つでもある、祀りごとにつながるのかなって、漠然と考えるわけです。この時、はじめて上手いとか下手という二項対立から、少し脱却できるのかなって思います。
ですから、僕たちの踊りを見て、違和感を感じて頂けたら、成功で、下手と思われたら、失敗だったというわけです。笑
今回、限られた時間の中で、主婦のかたやOLさんとかにご参加頂きまして、ほんとうに感謝しております。かなり、勝手なことを言って、内心恨まれていると思いますが、笑。最後まで、頑張って頂けたら嬉しいです。上記の様な話は、とっても根源的なお話で、とてもじゃないけど、時間のかかる話で、急にやれと言われても無理だと思います。現代では、すっかり西洋思想が、身に染みついていて、調子が狂ったり、テンポがずれたりしたら落ち込みますからね。つまり、それを補うだけの腹や腰が、出来てこないと堂々としていられないわけです。僕も含めて、そこまでは、かなり道のりが遠いわけです。でも、だからといって、方向性の違うことはしたくないので、伝ふプロジェクトでは、地道に現代にとっては、違和感になってしまったものに取り組ん行きたいと思っています。
ほんとうにありがとうございます。