- Home
- 東京映画・俳優&放送芸術専門学校
- 東京フィルムセンター14期1年生 Ver3
東京フィルムセンター14期1年生 Ver3
おかげさまで、今年度もこれで終わりです。ありがとうございました。来年度、また会えるかどうか分かりませんが、ご縁がありましたら、また東京フィルムセンターへ伺いたいところです。年明けには、進級公演があるようで、タイミングが合えば、観に行きますね。楽しみです。現代の世相がそうですが、どうしても、ためになるエキスだけを早く知りたがりますが、(それでも、かなり美味しいところだけ詰め込んでますが、笑)その合理主義が、落とし穴になりますよということを少し、やりましたが、わかったかな?
それと、理解しないことも大事だよって、話。笑。「先生、それって、○○っていう事ですか?」他の生徒「だから、そうやって、理解したらだめでしょ」僕「そうそう、よく分かってるじゃん」。みなさん、理解は遅れてやってくる。先に理解はありません。大定義!とりあえず、やってみる。これは大事です。
効率化をはかると、見た目には出来たと思っていても、どこか薄い感じがでてしまう。まあ、プレハブ住宅みたいな感じかな、やはり重厚な家を作るには、それなりに、時間がかかるわけですよね。だから、だらだらやれとは言いませんが、時間をかけなければ、いけないこともあると思っていたほうが、良いし、自分が目指す方向のものは、やはり、じっくり何が大切なのか、見極めていかないとですよね。
若いと早く結果がほしいから、とにかく焦りますが、誰よりも時間を持っていることも、また事実なんですよ。当たり前の事なんですけどね、当事者が、一番理解できない事でもありますよね。オスカープロモーションで、稽古していた時も、若い子とくに女性のアイドル系の娘たちは、それはもちろん、日本の場合、アイドルの寿命が短いこともあるけど、とにかく焦ってしまうんですよね。せっかく、素晴らしいものを持っているのに、ちょっともったいない感じもしてしまうんです。じじいですね。笑
しかしほんと、将来が楽しみな、若者達でした。成功を祈ってます。
楽しい時間をありがとうございました。