浴衣パーティー2019うつつ~現~No5
なんとか、無事に浴衣パーティーが、終わりました。本当にありがとうございました。
今回の浴衣パーティーでは、実は7割近いお客様が、はじめてご参加してくださった方々なのです。そういう意味でも、伝ふプロジェクトは、ここから新しい段階に入ったんだなあ、と思いました。これからは、どんどん、プロジェクトを立ち上げられる様になったら、いいなと思いました。それでも、やはり柱となるプロジェクトというのが、しっかりあるべきだろうと思うのは、当たり前のことですが、そこが、一番苦労してて、なかなか難しいところです。笑
だいたい、ほとんどのかたが、伝ふプロジェクトを非営利団体だと思っている?わけでして、ほんと頑張らないとです。お金の切れ目が、縁の切れ目という哀しい結果にならないように、しっかりやっていきたいところです。
逆にコンセプトは、しっかりあるのですが、難しすぎてなかなか伝わらない、伝ふプロジェクトなのに、伝へられていない。笑。このブログの内容全体もコンセプト説明の一部なのですが、仲間でもほとんど読まれていない、というのが現状でしょうか?涙
そんな中、伝ふプロジェクトのコンセプトに賛同していただきまして、名古屋芸術奨励賞受賞されています、加藤おりはさんが、わざわざ名古屋から、来て参加してくださったのは、超画期的な事であります。本当にありがとうございました。
僕の稚拙な文章をよくぞ、拾い上げてくれました!さすが、身体を動かすことを職業になさっているだけのことは、ありますね。たぶん、言葉にならないところを、身体で読み取って補完して読んでくれたんですね。涙。素晴らしいです。
このブログの内容や所作塾でやっていることは、実は、僕たちが、一回の人生では、決してたどり着くことが不可能な領域の身体的な技術とヒント、そして、その考え方というか、自然の理も含まれています。それが、文化そのものであるわけですし、継承することの重要性と難解さを同時に持ち合わせているわけです。ですから、普通に理解することは、たぶん無理なんじゃないですか?だって、最初から理解できるんなら、とっくに思いつくだろうし、文化にわざわざしなくても継承できるというか、継承する必要がないものですよね?これ、なんかパラドックスですね。
ですからコンセプトは、理屈で説いても、結局のところ、ヒントにはなっても、身体で読み解かないかぎり、結果的に精神論にしかならない可能性があります。口伝とはつまりは、そういう事なんじゃないかなと思います。だいたい、現状では、皆さんが知っている、ほぼ全ての日本文化が、精神論として、語られていませんか??身体論って聞いたことがありますでしょうか?
そんなわけで、理屈を説くよりもさきに、まず「こと」を起こしていかないといけないのかなって思っています。この「こと」=プロジェクトですが、この先、どんなことが出来ていくのか、まったく不透明ではありますが、これからも、そんな伝ふプロジェクトをよろしくお願いいたします。そして、このやみくもに起こしていく「こと」が、間違って文化にたどり着くような「こと」になったら、それが、まさに到着地点になるのか~~。あれ?収益はどうするのですか?
浴衣パーティーにご参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。