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東京フィルムセンター12期3年生 Ver 2
3年生ですので、二回目ですがこれで最終回です、もう会えないかもしれないので、最後の授業だと思って、内容を急ぎました?いろいろと、ピンと来ないこともあったかもしれませんが、いつか思い出して、そういえば、あんなこと言ってたな~って思い出してもらえれば幸いです。一人でも二人でも、役立ちましたと思っていただければ、それで、良いです。
相手役の演技の邪魔をしない(相手の集中を切らせない)というのは、ひるがえって、自分の演技が楽になるということです。今回は、視線と接触のほんの簡単な、メソッドをお伝えしました。活用するかしないかは、各自が現場で判断していけば良いことだと思います。こういうことは、教えてもらわないと、なかなか気づけないことなので、皆さんは幸せです。笑
ただ、ほんとうのところ、どうでもよっかたりするんですよテクニックなんてものは。演技なんて下手でも、いいのです。だって、画家のゴッホだって、生存中に誰か評価しましたか?つまり、演技の良い悪いは、時の流行なんです。もっともっと、大切な事があるんです。それは、授業では、教えられません、各自が気づかないといけないことだからです。そこさえ、しっかり軸を持っていれば、あとは開き直って堂々としていればいいのです。と、成功していない僕が言うのが、一番説得力がないのですが、、、笑
つまりですね、演技とどう向き合うかうかということかな?。
40年近く芝居してきて、自分の評価も、自分からも他人からも変わっていくものでしょう?若いときに、評価されなくて、ダメだなと思っていましたが、歳をとってくると、そうじゃなかったって、いろいろな有名な人から話を聞いてわかることがあるんです。
そう、真摯に取り組みましょう。あと、ほんと一歩だったりするんですよ。紙一重のことろにいたりするんですよ案外、みんなは。ここで、やめるのも人生だし、この紙をやぶることが出来るのも人生~。そして、この紙一枚が、簡単でないことも人生ですね。さてさて、どうなることやら。ひとつヒントを言えば、無いものに命をかけられるかということかな?なんか、かっこつけてるみたいだから、忘れてください。笑
チャンスは、きっとやってきます。頑張ってください。