アーカイブ:2017年 11月

  • 故杵屋勝芳朗師匠から教わったこと

    僕は、故五代目河原崎國太郎(人間国宝)さんの弟子を少しの間していた関係で、いろんな方と知り合いになれたのですが、その中に故杵屋勝芳朗師がいました。ある日、楽屋にやってきて、唐突にこう切り出しました。 勝芳朗さん「こいつ…
  • 第4回新人監督映画祭 再恋「サイレン」

    個人的な話ですが、中田圭監督作品(↑の写真のサングラスした人)の再恋「サイレン」に出演しまして、先日、ユナイテッドシネマ豊洲にて、新人監督映画祭の招聘作品ということで、プレミア上映されました。オーディションで選ばれました…
  • ウオーミングアップその2

    武術研究者の甲野善紀先生が、パリのオペラ座で身体の動きに関する講義をしたときに、一通り説明したあとで、ではやってみましょうと言ったら。みんなが、無理ですと言った。なぜ?と聞くと、まだウオーミングアップもしていないのに、急…
  • ウオーミングアップ

    ウオーミングアップは、運動するときによく行いますので、誰でも経験済みで、よく知っていて、しかも当たりまえの事として考えていると思います。僕も、昔タレントの養成所でお芝居を教えていたときは、生徒達には。いつもやらせていまし…
  • きびすをかえす

    きびすをかえすといえば、引き返すという意味ですが、現在では、使われなくなった言葉ですね。きびすとは、踵のことですが、そもそも、私たちは、今、方向転換するときに踵から動く習慣が無くなってきたというのも、この言葉が使われなく…
  • 主な参考文献

    意気揚々と演技のヒントを書くといいましたが、実際に書こうと思うと、演技ということがあまりもとりとめがなく、どこをどう切り取りば、導入になるのかが、とても難しいのです。ですから、あらかじめ、いろいろとあります演劇書なるもの…
  • アラン・コルノー監督に教わったフランス映画

    この写真は、もう古いのですが、映画雑誌STUDIOの中の記事を撮りました。映画「マルセイユの決着」での撮影風景です。座っているのが、モニカ・ベルッチさんでその後ろに立っているのが、アラン・コルノー監督です。その右は、撮影…

その他

  1. 昔、フランスの大女優のイザベルユペールさんが、役作りについての質問をされたとき、「役は、どう演じるか…
  2. 前回は、身体を、筋肉や骨や内蔵などと捉えずに、気、息、水、脈、力、として捉えてみたらどうなるのかな?…
  3. 覚書 まず、これから、おこなうワークショップが、 何の役にも立たないということを知っていて欲…
  4. 2019/11/28

    所作塾 No 18
    体幹を鍛えるというのが、流行りましたが、いいところをついているのですが、なぜかそれでも身体感覚という…
  5. 2019/10/29

    所作塾 No17
    集中体験をすることが、人生を豊かにしていくことの本質なのかもしれませんよね。 今回は、集中の取…
  6. 2019/9/27

    所作塾 No16
    世間では、「目標を明確に持ちなさい!」と、常識的に上の人から、下の人へ、忠告されるわけですが、そして…
  7. 2019/7/30

    所作塾 No15
    所作は、基本的には、骨の動きになるわけですが、要するに骨「こつ」をつかむわけですね。ただ、骨は筋肉が…

命題

Je sens, donc je suis.
我感じる、故に我有り

デカルトの我思う故に我有りの命題を日本風になおしました。日本文化の原点です。

ブログカテゴリー

補足メモ

  1. 2019-3-8

    精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れない…
  2. 2019-1-4

    錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚…
  3. 2018-2-20

    量子力学的な身体観

    現代では、精神が身体よりも上位に位置し、身体を生きていくための道具と捉えているからでしょうか?身体を…
  4. 2018-2-16

    識別感覚と同調感覚について

    前回の「理解という概念の固定化」の続きのブログです。この問題は、何度か伝ふプロジェクトでも書いていま…
  5. 2018-1-8

    理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入…
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