過去の記事一覧

  • 矛盾の生命性

    私たちが普段考える、思考法の理論の中に生命性が存在していない。なぜなら、生命性を排除することによって、理論やら定義やらを簡素化して、思考することを可能にしてきたからです。 これが、近代という社会の発展のからくりだと思うの…
  • 所作塾 No10

    所作塾 No10 2019/3/18 毎回、集まって頂いた人に合わせて、稽古を組み立てていますが、今回は、役者さんも多くいらしてくださいましたので、また、性懲りもなく芝居も少々入れてみました。 まず、最初に、空間に時…
  • 精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れないです。その方が、普通の考え方じゃないですか?と言われました。 はい、とてもごもっともなご意見です。僕の説明不足ですね。…
  • 所作塾 No9

    所作塾 No9 2019/2/25 私たちは、普段、効率化と合理化の観点から、色々なものを、単純化または画一化して、扱う習慣がついています。それは、当然、身体に対してもそうで、とてもシンプルに捉えていると思います。…
  • 「大阪ぎらい物語」を観劇しました

    東京放送芸術&映画・俳優専門学校の進級公演として、上演されたものです。 もちろん、突っ込みどころは満載なのですが、学校公演としては素晴らしい仕上がりで、よくぞやってのけました。というのが、正直な感想です。だって、誰も何…
  • 所作塾 No8

    所作塾 No8 2019/1/21 私たちは、小さいときから、大人達に、集中しなさいと言われてきました。ですから、何か事を起こすときに、ちゃんと集中してから、やろうとする習慣がついてしまっているかもしれません。それ…
  • 表現という言葉に惑わされる

    小林秀雄さんの書籍「無私の精神」より、表現について expressionの表現という単語は、あまりうまい単語とは思えませぬ。expressionという言葉は、元来蜜柑を潰して蜜柑水を作るように、物を押し潰して中味を…
  • 市原悦子さんのご冥福をお祈りします。

    市原悦子さんと共演させて頂いたのは、僕が、自由劇場を出て、初めて商業系の舞台に立った時です、蜷川幸雄さん演出の元禄港歌でした。その節は、大変お世話になりました。 初舞台なのに、クライマックスが、早変わりで、老人にな…
  • 錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚の行動の世界です。そして、その動きの九割は、無自覚の動きが占めているのです。一を聞いて十を知るという故事が、ありますが、…
  • あけましておめでとうございます。

    平成31年ですね。 あけましておめでとうございます。このニッチなブログにおこし頂きまして、本当にありがとうございます。 このブログを始めて、1年と4カ月間、投稿数92。おおよそ、5日に一つの投稿か~。 …

ごあいさつ

「武士のならひ」サイトに、訪問していただきまして、ありがとうございます。世の中が、どんどん合理化され、効率化、システム化、可視化が進んで、しかも思考の一元化、AI化に気づいていない状況です。このサイトでは、そんな現状を再考すべく、問題提議をしていけたらと思っています。正解は、ありませんが、みんなが自問自答する時間が、少しでもできればと願っています。

身体演技のご案内

伝ふプロジェクトでは、
コンセプトでもあります。
動的日本文化を体験と
継承の試みを目的として、
定期的に身体演技ワークショップ
を開催しております

命題

Je sens, donc je suis.
我感じる、故に我有り

デカルトの我思う故に我有りの命題を日本風になおしました。日本文化の原点です。

ブログカテゴリー

補足メモ

  1. 2019-3-8

    精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れない…
  2. 2019-1-4

    錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚…
  3. 2018-2-20

    量子力学的な身体観

    現代では、精神が身体よりも上位に位置し、身体を生きていくための道具と捉えているからでしょうか?身体を…
  4. 2018-2-16

    識別感覚と同調感覚について

    前回の「理解という概念の固定化」の続きのブログです。この問題は、何度か伝ふプロジェクトでも書いていま…
  5. 2018-1-8

    理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入…
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