過去の記事一覧

  • 無常観を力にする文化

    このブログは、躍動する無常観の続きのブログです。 日本では、明治維新の時に、文明開化の象徴のように楽器としてバイオリンが流行はじめました。もともと、日本には、胡弓という弦を弓で弾く楽器も存在していましたが、そんなに…
  • 躍動する無常観

    日本の無常観は、古文の中に多く表現されています。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。(平家物語) 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。(奥の細道) ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…
  • イマジネーションの落とし穴

    ある演劇書にこう書いてあります 必要な感情はすべて、あなたのイマジネーションから生まれる。劇によって与えられた状況を想像することから生まれる、ということです。役を生き、劇の世界に存在するのは、状況をリアリスティック…
  • 理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入れて、まず理解をしてもらってくださいと、言われます。訳も分からずに、動くことが、損したようで嫌なのです。何か動くには、そ…
  • 深水三章さんの訃報が入ってきた年末

    深水三章さんが、突然お亡くなりになりました。 僕は、詐欺師一平シリーズでご一緒させて頂きましたが、物静かで紳士的で、けっこうドタバタした現場でしたが、文句も言わずに淡々と芝居をしていたのが、印象的でした。僕はゲストでし…
  • 謹賀新年

    祝!2018年が初まりました。今年もよろしくお願いします。 昨年8月末に、このブログを立ち上げました。アクセス数とか考えるとアメブロにしようかとか、色々と迷いましたが、結局の所、書いた記事が、一瞬にして消去できる権…
  • 憧れの人との共演

    僕たちが、若い頃のスターさんといば、トイレにも行かないと思っていたほど、神のような存在でした。 僕が中学の頃は、花の高3トリオの桜田淳子さのファンでした。自分の部屋には、当時は自分でも照れくさかったけど、桜田淳子さ…
  • 役作りにおける全体性の落とし穴

    劇団とかで、舞台をするときに付帳というものを書いて提出する場合があります。自分の役柄の人物像のイメージを絵で描いたり、衣装のイメージだったり、使いたい小道具などを書くわけですが、まあ演技プランみたいなものですね。 …
  • コツを掴む

    コツを掴むのコツは、「骨」という漢字が当たりますが、意味としては、本質をつかむという意味と、要領をつかんで楽をするといった意味もあります。後者の意味ですと、なんかずるい人みたいな感じですが、楽するためにコツを掴んだのでは…
  • 東京フィルムセンター14期1年生 Ver3

    おかげさまで、今年度もこれで終わりです。ありがとうございました。来年度、また会えるかどうか分かりませんが、ご縁がありましたら、また東京フィルムセンターへ伺いたいところです。年明けには、進級公演があるようで、タイミングが合…

ごあいさつ

「武士のならひ」サイトに、訪問していただきまして、ありがとうございます。世の中が、どんどん合理化され、効率化、システム化、可視化が進んで、しかも思考の一元化、AI化に気づいていない状況です。このサイトでは、そんな現状を再考すべく、問題提議をしていけたらと思っています。正解は、ありませんが、みんなが自問自答する時間が、少しでもできればと願っています。

身体演技のご案内

伝ふプロジェクトでは、
コンセプトでもあります。
動的日本文化を体験と
継承の試みを目的として、
定期的に身体演技ワークショップ
を開催しております

命題

Je sens, donc je suis.
我感じる、故に我有り

デカルトの我思う故に我有りの命題を日本風になおしました。日本文化の原点です。

ブログカテゴリー

補足メモ

  1. 2019-3-8

    精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れない…
  2. 2019-1-4

    錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚…
  3. 2018-2-20

    量子力学的な身体観

    現代では、精神が身体よりも上位に位置し、身体を生きていくための道具と捉えているからでしょうか?身体を…
  4. 2018-2-16

    識別感覚と同調感覚について

    前回の「理解という概念の固定化」の続きのブログです。この問題は、何度か伝ふプロジェクトでも書いていま…
  5. 2018-1-8

    理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入…
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