深水三章さんの訃報が入ってきた年末

深水三章さんが、突然お亡くなりになりました。
僕は、詐欺師一平シリーズでご一緒させて頂きましたが、物静かで紳士的で、けっこうドタバタした現場でしたが、文句も言わずに淡々と芝居をしていたのが、印象的でした。僕はゲストでしたので、割と孤立して、ロケバスでもさみしくしていましたが、笑。それでも、何度か声をかけてくださった記憶があります。優しい人だ。ご冥福を祈りします。

実は、深水三章さんは、なんといっっても、ミスタースリムカンパニーを創立した人なんです!!東京キッドブラザーズを脱退して作った劇団ですが、もー、すごくかっこよかった!!僕が最初に入った演劇集団”ええじゃないか”は、薔薇座の真ん前にありまして、当時は、高岡健二さんや火野正平さんが、出入りして、日高のり子さんが出演したり小坂恭子さんが音楽やったりと、なんか無茶苦茶な劇団でしたので、なぜか東京キッドブラザーズの人や、ミスタースリムカンパニーの人、もちろん劇団四季の人たちとも交流していました。

そんな中で、ミスタースリムカンパニーはかっこよかった!女の子が可愛かった(重要)。この頃は、ロックンロールミュージカルが全盛期で、原宿の竹の子族とかと争っていましたし、東京キッドブラザーズは、アトリエが竹下通りの入口にあったんですよ!そして、僕も何を間違ったのか、ロックンロールミュージカルをやってしまった!!若気の至りもいい加減にしろというか、見に来てくれた人たちごめんなさい。

痩せてるとか、そういう突っ込みは無しね。笑。しかし、怖いもの知らずにも程がある。なんで、こんなことしたのか、分からない。しかも、このあとヤングジャンププロデュースさんから、主役をやらないか?という問い合わせまで、きて(汗)。もう、さすがに断りましたが、爆。まあ、つまり、それぐらい、僕も血迷ってしまうぐらい、深水三章さんたちはかっこよかったんです。

世渡りの下手な僕は、このあとオンシアター自由劇場に行って、松山家に弟子入りして、関西喜劇に出たり、フランス映画に出たりして現在に至るわけですが、(なんて紆余曲折してるんだ!)ひょっとしたら、芝居の原点には、やはり深水三章さんたちのような格好いい大人に憧れていたんじゃ無いかなって、思います。時代ですよね。アウトローが格好いいなんて、思ったらいけなかったんだよね。今思うと、、こんな時代になってしまったし、、、まあ、やっちまったことは、しょうがない。

そういうことで、深水三章さんがお亡くなりなったのは、それなりに、時代が消えていくことと、自分のルーツが無くなっていく事で、ちょっと、なにげにショックを受けました。僕に多大な影響をくださいました深水さん、ほんとうにありがとうございました。心から、冥福を祈ります。合掌

 

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