過去の記事一覧

  • 学校公演の功罪?について

    写真は、東京放送芸術映画&俳優専門学校さまからお借りしています。 この学校で、上演される演劇は、卒業、進級、中間公演を含めて、すべて全くもって素晴らしいと思う。これは、とても痛い話ですが、プロといえども、お金を取っ…
  • 裏から見る

    裏見、つまり、恨み? 日本語は、一つの言葉に多様な意味を持たせています。ですから、例えば、「恨み葛の葉」の伝説は、物語を裏から見ないと内容が分かりませんよという、意味(暗示)なのかも知れない。笑。それにしても、日本…
  • 月刊ビミーにミニコラムを寄稿しました

    美味しい酒マガジン、月刊ビミーBimyという名酒センターが出しています。情報誌にミニコラムを寄稿しました。インバウンドの視点からとうコーナーで、タイトルが、「日本酒と映画」という題名です。それのどこが、インバウンドなのと…
  • 傾奇なるもの

    傾奇(かぶきとも読む)とは、歌舞伎の語源でもあるわけですが、傾いて不安定であることなのですが、現代語訳では、派手なこと、奇をねらった目立つこと、一般から外れること、みたいな訳になると思います、つまり、傾いているのは、中心…
  • 所作塾 No 3

    所作塾 No 3  2018/8/6 今回は、若手が欠席ということで、ベテラン向きにやや、基礎からちょっと離れたこともやってみました。今、この武士のならひのブログでもテーマにしておりますのは、数寄と傾奇ということで…
  • 見るという行為の工夫

    私たちは、現在そこに有るものに集中すると、身体を見失い。そこには何も無いものを見ようとすれば、身体が充足してくる(感性が豊かになる)。こうしたことに気づいた、日本人は、知恵をあれこれ振り絞って、無いものへと向かう。ここで…
  • 俯瞰から鳥瞰へ、身体から離れていく心

    技術の進歩によって、私たちは、映画の中においても気軽に鳥瞰できる様になりました。昔は、俯瞰できれば良いほうで、鳥瞰となれば、かなり予算のかかることでしたが、今ではドローンを使えば、かなり気楽に好きなアングルが撮れるように…
  • 立つことと、重力の関係

    現代の私たちは、すべてのことを科学的に解釈するようになりました。とは言っても、学校では物理なんてみんな嫌いでしたよね?。それでも、たいして勉強もしていなかったのにもかかわらず、自分たちの動きを物理的に捉えようと努力します…
  • 所作塾 No2

    所作塾 No 2 2018/7/4 今回は、立つについてやろうと考えていましたが、急きょ、お芝居に関する身体の関わりについて、座学と実技をしました。所作を進めていけば、無自覚の身体と出会うことがあるかもしれません。…
  • 陰を見る演技

    不安定な空間を見ることで、見るという働きが動作として続いて、そのことによって、実体が浮かび上がって見えてくるのかも?というのが前回のお話でした。実体だけを見れば、認識がはじまり、動作の流れが止まってしまうというわけでした…

ごあいさつ

「武士のならひ」サイトに、訪問していただきまして、ありがとうございます。世の中が、どんどん合理化され、効率化、システム化、可視化が進んで、しかも思考の一元化、AI化に気づいていない状況です。このサイトでは、そんな現状を再考すべく、問題提議をしていけたらと思っています。正解は、ありませんが、みんなが自問自答する時間が、少しでもできればと願っています。

身体演技のご案内

伝ふプロジェクトでは、
コンセプトでもあります。
動的日本文化を体験と
継承の試みを目的として、
定期的に身体演技ワークショップ
を開催しております

命題

Je sens, donc je suis.
我感じる、故に我有り

デカルトの我思う故に我有りの命題を日本風になおしました。日本文化の原点です。

ブログカテゴリー

補足メモ

  1. 2019-3-8

    精神は、身体に触れられない

    こう切り出したら、ある人から、いえ、私は、身体にいつでも触ることができますよ、むしろ精神には触れない…
  2. 2019-1-4

    錐体系と錐体外路系の運動

    私たちは、何か行動を起こすとき、意識している行為と無意識の行為があります。つまり、自覚的行為と無自覚…
  3. 2018-2-20

    量子力学的な身体観

    現代では、精神が身体よりも上位に位置し、身体を生きていくための道具と捉えているからでしょうか?身体を…
  4. 2018-2-16

    識別感覚と同調感覚について

    前回の「理解という概念の固定化」の続きのブログです。この問題は、何度か伝ふプロジェクトでも書いていま…
  5. 2018-1-8

    理解という概念の固定化

    最近では、理解しないと動けないという人が、増えています。ワークショップをするにしても、最初に座学を入…
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