プロフィール

近藤康成(こんどうやすなり)Yasunari KONDO
俳優・日本文化アドバイザー・東京シティーガイド
伝ふプロジェクト合同会社 代表
一般社団法人&JAPAN 副理事

二十歳の時に、演劇集団「ええじゃないか」で演劇を始め、そしてオンシアター自由劇場のアクターズジム第一期卒業後、芸能一家、松山家(四代目・河原崎国太朗師、松山栄太郎師、松山省二師)に弟子入り。仕事はもちろん、普段も一緒に行動する。数々の舞台を一緒に踏みながら、付き人という立場で、多くの著名人と交流し、その中でいろいろなことを学ぶ。三十歳にして、正式に弟子だと認められ、独立を決意。オスカープロモーションとモデルとして契約。モデルとして、活動していく中で、芸能部のマネージャーとも知り合いになり、ドラマに出たい!と懇願、そして、異例中の異例として(秘密です)、モデル部出身ながら、いきなり昼ドラのレギュラーをもらう。その後も、地道に仕事をこなすなか、フランスのメジャー映画のオーディションに合格、映画「畏れ慄いて」その中でフランスの天才女優、シルビー・テステューと共演、国際レベルの演技に感銘を受ける。俄然、演技が楽しなり、フランス映画を勉強する。やがて、フランス映画の中に流れるイデオロギーやら、哲学も学ぶようになる。そして、いつの間にか、どことなく違和感を感じるようになる。それは、言うまでもなく、自分はフランス人ではなくて、日本人なんだってこと。

これは、誰もが通る道なのかもしれない。画家の岡本太郎氏が、日本文化が嫌いで、海外に飛び出し、そして、パリの美術館で、自分の目指す最高の絵と出会う。実は、それは、尾形光琳の絵だったという落ちみたいな。しかしなぜ、日本人は、日いづる国に生まれながら、海外に光を求めてしまうのか?それは、もちろん、若さという価値観が、そうさせるのかもしれない。そして、ほんとうのところ、日本教育が西洋を基盤にしてしまったこともあるが、日本人が一番、自国の文化の素晴らしさに触れる機会を失ってしまっているのかもしれない。

日本文化の基盤は、幽玄だったり、わびだったりさびだったり、どれ一つ、確固たる土台になるものがありません。だから、理論立てが出来ず、科学的解釈を拒んできました。それは、砂上の楼閣というよりは、鏡花水月に近く、手をさしのべれば消えてしまうようなものなのですが、しかし確実にそこにあるものなのです。

そして、こんな日本文化を見ていけば、そこには、精神と身体という関係が浮かびあがり、その関係性こそが、この鏡花水月たる由縁で、そこに文化の基盤をおいているのではないのでは?と思うようになりました。どうなんでしょうか?そんなことを、伝えてみたい、というか一緒に考えてくれる仲間が欲しいと思う今日この頃です。

よろしくお願いいたします。

近藤康成

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